一般歯科診療について

1.詰め物

 

虫歯が小さいか、あるいは見た目の気になる前歯の場合、虫歯を削り、白い詰め物をつめます。

硬いプラスチックに似た材料で、歯の色に近いため、治療の跡が目立ちません。

治療回数は一回が目安。

神経ギリギリに虫歯がある場合、すでに神経が感染している場合があります。

痛みが出てしまうと、感染のため根の治療になります。

2.一部分だけの金属

 

虫歯が大きい奥歯の場合、虫歯を削り取り、一部分だけの金属を入れます。

金属の色が目立つため、見た目が歯と同じ白い色で、強度もある、ハイブリットインレー(自費)をお勧めします。

治療回数は2回が目安。

神経ギリギリに虫歯がある場合、すでに神経が感染している可能性があります。

痛みが出てしまったら感染のため根の治療になります。

3.根の治療①(神経に虫歯が入ってしまった場合)

虫歯が深く、神経にまで虫歯菌が入ってしまった場合、神経に炎症が起こり、いずれ激しい痛みになります。

一度神経が感染すると治らないため、神経を抜きます。

治療回数は6,7回が目安。

お薬の効果が切れてしまうため、治療の間隔は2週間以上空けないでください。

神経を抜いても、切断面が炎症を起こして痛みが出る可能性があります。

お薬を飲んでも痛みが治まらない場合、ご連絡ください。

4.根の治療②(根の奥に膿が溜まってしまった場合)

根の中が腐ってしまうと、根の奥で膿が溜まっていき、放置すると激しい痛みが出て、膿が骨を吸収し、最後には歯をグラグラにしてしまいます。

上から穴を開け、膿を出してやり、お薬交換により根の中の菌を殺します。

治療回数は6.7回が目安。

お薬の効果が切れてしまうため、治療の間隔は2週間以上空けないでください。

菌が活発な状態のため、疼く痛みが出る場合があります。

5.根の治療③(最終的なお薬を入れる)

殺菌された神経の空洞は、そのままにしておくと再び菌が繁殖してしまうため、神経に代わるお薬を入れていきます。

根の先端までお薬を詰めるため、治療後チクチクとした痛みが出る可能性があります。

長時間痛みが続く場合や、ズキズキと痛む場合は、眠っている菌が活動を再開したため、根の再治療が必要となります。

すぐにご連絡ください。

6.被せ物

歯の全集を削り、型を採ったのを元に被せ物を作り、土台にはめ込みます。

治療回数は2回が目安。

型を採った後一ヶ月以内に来院してください。それを過ぎると寸法が合わなくなり、型の取り直しになる場合があります。

歯の神経が生きている場合、表面を仮歯や仮の詰め物で覆いますが、しみたり、痛みが出てしまう場合があります。

症状がひどい場合や、仮歯や詰め物が合わない外れてしまった場合はご連絡ください。

7.ブリッジ

1,2本の歯が欠けており、その両側に歯がある場合、金属の橋渡し(ブリッジ)を作ることにより、歯のない部分でも噛めるようになります。

土台となる歯を削り、連続した金属をはめ込みます。

治療回数は2回が目安。

型を採った後、長時間そのまま放置すると歯が移動してしまいますので、一ヶ月以内に来院してください。

症状がひどい場合や、仮歯や詰め物が会わない外れてしまった場合はご連絡ください。


自費診療について

1.ハイブリットインレー

金額:12,000円

治療回数:2回が目安

一般歯科診療『2.一部分だけの金属』の、白いものです。

強度は歯とほぼ同じであるため、詰め物のように欠けたりせずに広い範囲の虫歯に対して使うことができます。

アレルギー体質の方にも安心して使っていただける素材で、歯と同じ自然な色をしているため、見た目もとても綺麗に仕上がります。